2013年春季 NHK 日剧SP 徳島県西部の「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」と呼ばれる地域は、タヌキにまつわる不思議な伝説が今も残る、神秘的な山の中。人々は肩を寄せ合い家族の枠を飛び越え助け合って生きてきた。そこに暮らすある家族のもとに、かつて家族を置いて東京へ出て行った父(中島新作)が、突然帰ってきた。今や役者となった父は、皮肉にも“良きパパ”役として売り出し中。アポ無しで地域を訪ねるTV番組のロケでやって来たのだ。カメラの前で良いパパとして振る舞おうとする父。その姿に戸惑い反発する妻・初子。そこに登場する謎の“タヌキ”・・。最後に、家族が見いだした“新たな家族像”とは?